フェイキックIOL(ICL)の手術費用

フェイキックIOL(ICL)の手術費用|ICL術後19年目のリアル

フェイキックIOLの手術を具体的に考え始めた時、次に確認しなければならないのは、費用の問題でした。

2006~2007年当時、国内フェイキックIOL手術費用は最低でも両眼80万円以上、私が検討した医院の平均値は100万円強、という印象でした。

同じ「視力矯正手術」カテゴリのレーシック手術と比べると、数倍の費用が必要でした。当時手術件数がかなり少なく、対応できる医院も限られるとなれば、まあ仕方のないことなのかと思ったけれど、やはり当初「レーシックで(両眼30万円位?)」と考えていた身にとっては、3倍超の出費(実際には4倍超で着地)。とはいえ、目の手術で何かあっては元も子もありません。リスクと費用、得られる効果についてじっくり検討しました。

フェイキックIOL(ICL)手術は健康保険適用外

まず、フェイキックIOLの手術は健康保険適用外なので、検査や手術等にかかる費用は全て「自由(自費)治療」となります。つまり、歯列矯正等と同じ類の扱いで、費用は全額負担。手術費用130万円と提示されたら、受ける本人がその額を丸々支払う必要がある(保険適用時のように3割負担、という訳にはいきません)。

※ 但し生命保険によっては、一部費用が補填される場合もある模様です。保険に加入されている方は、御自身の契約内容を確認されることをお勧めします。

手術後の耐用年数から、年換算の費用を考える:使い捨てコンタクトと同程度

フェイキックIOL(ICL)費用を年換算で考える|ICL術後19年目のリアル

フェイキックIOLに使われる眼内埋め込み用レンズには、一般的なコンタクトレンズのような「耐用年数」の設定がありません。が、加齢に伴い老眼の症状が現れると、近視用レンズではこれに対応できません。私の場合、埋め込む眼内レンズは最強度近視の矯正用なので、遠視に近い状態となる老眼の症状には対応できないことになります。つまり、老眼になった時には老眼鏡が必要になる訳です。

なお将来老眼になった場合の対応策には、もう一つの選択肢もあります。それはフェイキックIOLで埋め込んだ近視矯正用の眼内レンズを取り出し、老眼用の眼内レンズに取り換えること。この場合、当然再手術が必要となります。

しかし老眼が本格化するまで、少なくともまだ20年程度は時間的猶予があると考えました。目下の大問題、近視矯正手術費用を原価償却風に考えるなら、

100万円 ÷ 20年 = 5万円/年

つまり、単純に年数で按分するなら1年間の費用としては5万円。これなら、使い捨てコンタクトレンズの維持費とほぼ同等。そう考えると、手術費用もそう高いものではないように思えてきました。