はじめに

はじめに|ICL術後19年目のリアル

私が【フェイキックIOL(ICL)】手術を受けたのは、2007年のこと。当時は厚生労働省認可前、自由診療の手術としてでした。それから、19年という歳月が経ちました。

このWebサイトでお伝えしたい内容:術後19年間のデータ

2007年当時の日本はレーシック手術が全盛期で【 フェイキックIOL(ICL)】はまだ非常に珍しく、実際に手術を受けた人の体験談はWeb上でも見つけることができない状態でした。私自身、当初はレーシックを希望して適応検査を受けに行ったものの、最強度近視のために不適合となり、その代替案として【フェイキックIOL(ICL)】に辿り着いた経緯があります。

それからおよそ20年。現在では当時と比べ大分認知度が上がってきたように思いますが、それでも術後10年以上の長期的な経過データ/体験談はWeb上で見つけ難いのが現状ではないでしょうか。そこでこのサイトでは、下記の内容について私自身の経験した内容を、サンプルデータとして詳しくまとめていくこととしました。

  • 手術前の状態(私自身は-10.5D:レーシック不適応レベルの最強度近視)
  • 手術の内容
  • 仕事への影響
  • 術後およそ20年分の視力推移
  • 老眼との付き合い方

💡 御留意願いたい点

本サイトは、フェイキックIOL(ICL)の手術を無批判に推奨するものではありません。視力矯正手術には個人の身体/生活スタイルに伴う適性、そして勿論リスクが必ず伴います。自らの経験を踏まえた上で申し上げるならば「御自身の目の状態」「生活スタイル」「術後どうありたいか」の希望をしっかり把握した上で、お医者さんと納得のいくまで相談されることを強くお勧めしたいと思います。私自身、手術を決めるまで3軒の眼科で検査を受け、数カ月の時間をかけて検討しました。

また、私は医療従事者ではなく、専門的な医療知識は持ち合わせていません。掲載内容は、あくまで「個人の手記・感想」としてお読み下さい。

💡 現在の主流(後房式)と、私が受けた手術(前房式)の違い

私がフェイキックIOL(ICL)の手術を受けてからおよそ20年が経ち、この手術の方式(術式)や眼内挿入レンズにも進化がありました。簡単にまとめると、違いは下記の通りとなります。

現在の主流(2026年時点):

後房式/虹彩切除なし。レンズに穴があいており、白内障・緑内障のリスクをより低減させた安全性の高い術式とされています。


私が受けた手術(2007年当時/厚生労働省認可前):

前房式/虹彩切除あり。レンズの挿入位置や種類が異なり、当時主流だった術式です。
※ 日本国内で近視矯正用眼内レンズが初めて厚生労働省に薬事承認されたのは、2010年2月です

本Webサイトで御紹介しているのは、この【 前房式 】の術後データとなります。なお、両者の詳細な違いについては「ICLとフェイキックIOLの違い」ページを御覧下さい。

医療技術が進化し、眼内レンズ手術がより安全に受けられるようになったことは本当に頼もしいことです。そして同時に、「今より若干リスクの高かった旧世代(前房式)の術式でも、19年間まったく問題がなかった」という私の経過データは、これから進化した手術(後房式)を受けられる皆様にとっても、長期的な安全性を測る上でひとつのサンプルになると信じています。


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