フェイキックIOL(ICL)手術後は視力の改善があまりに劇的で、ともすればそのことばかりに目が行きがちだけれど、それ以外にも利点はたくさん。術後19年間で感じた「見え方」 以外のメリットをまとめました。
メリット① 特別なお手入れが不要で、とにかく楽
眼鏡やコンタクトレンズを利用する場合、洗浄や買い替えなどに伴う時間が多少なりとも必要です。フェイキックIOL(ICL)の場合、手術後は特別なお手入れは一切不要。眼内レンズは埋め込んでもらったら、基本的にはそのまま。
私の場合、特にコンタクトレンズを使っていた頃は「仕事で終電、帰宅後そのまま寝てしまう」といったことも珍しくありませんでした(長時間連続装用からレンズを付けたまま就寝:角膜の酸素不足を引き起こす最悪パターン)。こうした積み重ねが目の状態の悪化に繋がったのだと思われるだけに「お手入れ不要」は、本当に有難いです。なお、日々の特別なお手入れは必要ありませんが、年1回程度の眼科検診は推奨されています。
メリット② 基本的に検診以外の維持費用がかからない
費用面で割高な印象のあるフェイキックIOL(ICL)。ただ、術後は日々のお手入れがなくなる為、レンズ購入・買い替えや洗浄用品などの維持費はかかりません。術後2年目以降は、基本的に年1回の眼科検診を受けるだけでOK。
これに対し、コンタクトのアイシティ によれば、1日使い捨てコンタクトレンズの年間レンズ費用は約6万円とのこと。
私の場合、実際にかかった費用(総額130万円)で単純計算すると、
フェイキックIOL(ICL)手術費用 ≒ 21.7年分の1日使い捨てコンタクトレンズのレンズ代
ということになります。なお手術費用については、確定申告で医療費控除を受けたため、実質的な支払額はもう少し少なくてすみました。
ただ、費用はとても重要だけれど、最優先すべきは「自分の目の状態」。金額面だけではなく、自分の目に合った選択をすることが一番重要だと思います。
メリット③ 目の乾きを感じにくくなった
コンタクトレンズを利用していた頃は、装用時間があまりに長かったことが災いしてか、とにかく目の乾きを感じることが多かったです。コンタクトの上からさせる目薬は必携で、特にPC画面と睨めっこが続く仕事中は、ごくごく頻繁に目薬をさしている状態でした。
手術後は、こうした「目の乾き」を感じることが殆どなくなり、目薬を買うこともなくなりました。
メリット④ ものもらい・霰粒腫にかかることがほぼなくなった
コンタクトレンズを利用していた頃は、季節の変わり目や体調を崩した際にはほぼ100%、ものもらい・霰粒腫で瞼を腫らしていました。そのため、サルファ剤目薬はお化粧ポーチにも自宅にも必ず常備していました。フェイキックIOL(ICL)手術後は、これがぴたっとおさまりました。季節の変わり目ごとに霰粒腫になっていた私が、術後19年間、一度も霰粒腫になっていません。
これは恐らく、目の周りを触る回数が激減したからだと思われます。以前は「霰粒腫があまりに腫れて酷い状態になり、瞼の裏に注射してもらう」こともあった身としては、非常に有難いことだと感じています。因みにこの「麻酔なしで瞼の裏に注射」という治療は、これまで受けた眼科治療の中で苦痛度ワーストです。